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スターリンクと他サービスとの違いは?価格や利用方法まで比較

新しいインターネットサービスとして話題のスターリンクは、インターネットが普及していない地域の「発展途上国のインフラ整備・農村部・災害」などの地域での使用により、オンライン学習や医療の進展などが期待されているサービスです。

今回はそんなスターリンクについて、以下のような疑問を持っている方の悩みを解決していければと思っています。

  • 「スターリンクってなに?メリット&デメリットまで知りたい!」
  • 「スターリンクと他サービスとの料金の違いはどれくらい?」
  • 「回線速度や実際の口コミでの評判が知りたい!」

と、スターリンクについて簡単にわかりやすく解説していければと思うので、よろしければ参考にしてください。

スターリンクとは?を簡単に解説!

スターリンクは、光回線やポケットWi-Fiなどに次ぐ新たなインターネットサービスで、低軌道の衛星を利用することで高速通信を可能としました。

スターリンクの仕組み

インターネット回線の仕組み
(画像引用元:フレッツ光

通常インターネットはNTT東日本やプロバイダを介し回線を繋げますが、スターリンクの場合は衛星から直接電波を受け取ることで、インターネットが接続できる仕組みとなっています。

これにより、通常はインターネットの利用ができない地域でもネットへの接続を可能とし、高速回線&安定した回線スピードを実現しています。

スターリンクと他アンテナの違い

スターリンクの特徴テレビアンテナの特徴
  • インターネット接続可能
  • テレビ視聴は不可
  • どこでも利用できる
  • テレビの視聴が可能
  • インターネット接続は不可
  • 設置に専門的な知識が必要

といったように主にスターリンクでできることはインターネットへの接続となっているため、テレビ視聴することはできません。

もしテレビを視聴する場合にはテレビアンテナを設置する必要があるため注意してください。

スターリンクのメリット&デメリット

メリット
  • どこでもインターネットが繫がる
  • 回線速度が安定しやすい
  • 工事の必要がなく利用しやすい
デメリット
  • 他インターネットより価格が高い
  • 曇りだと少し繋がりにくい
  • 光回線よりは速度が遅い

とスターリンクのメリットとデメリットを見てわかるように、「今までは、ネット環境が使えない地域」での利用がメインとなるため、既に環境が整っている地域の場合は変更するメリットはあまりありません。

しかし、これまでは光回線を引くことができなかった地域にお住まいの方や、移動式のアンテナが欲しいという方には通信速度も速く、おすすめのインターネットサービスとなります。

スターリンクの料金とプランごとの特徴

プラン名料金特徴
レジデンシャル月額:6,600円
初期費用:36,500円
(通常73,000円)
一般家庭用
ROAM月額:9,900円
初期費用:36,500円
(通常73,000円)
持ち運び可能
ビジネス月額:28,000円
初期費用:365,000円
高速&低遅延
マリタイム月額費用:USD1,000
初期費用:USD2,500
スターリンク公式より確認)
船舶・航海中に利用可能
航空現在調査中現在調査中

といったようにスターリンクのプランには5種類があり、回線速度や回線の安定性だけでなく、「持ち運び用・船用・飛行機用」というように利用目的によっても分かれる特徴があります。

料金については一番安い物だと一般向け用の「レジデンシャルプラン&:月額:6,600円(初期費用36,500円)」となっており、一般家庭でも利用しやすい料金設定となっております。

ビジネス&マリプランに関しては月額28,000円~と法人向けの価格となっており、初期費用にも365,000円が必要となります。

レジデンシャルプランの特徴

ダウンロード速度(想定):20~100Mbps
アップロード速度(想定):5~15Mbps
データ通信遅延(想定):25~50ms

【アンテナ設置型】一般のご家庭用のプランとなっており、注文をするとスターリンクから設置用キットが届きます。キットの中には「Starlink・Wi-Fi ルーター・ケーブル・ベース」などネット接続のために必要な物が全て付属しているので、届いた即日にネットへの接続が可能です。

ROAMプランの特徴

ダウンロード速度(想定):5~50Mbps
アップロード速度(想定):2~10Mbps
データ通信遅延(想定):25~50ms

【持ち運びができる小型アンテナ】自動車への移動時や、アウトドアなどの旅先で活用されることが多い持ち運べるアンテナです。こちらも届いてすぐにネット接続が可能なセットで、IOSやANDROIDのアプリを用いて数分で設定を行うことができます。

ビジネスプランの特徴

ダウンロード速度(想定):~360Mbps
アップロード速度(想定):~40Mbps
データ通信遅延(想定):20~40ms

【アンテナ設置型】こちらはプラン名通り、法人向けのサービスとなっており取付は基本的に専門の業者に依頼する必要があるサービスとなっています。料金も月額で28,000円、初期費用には365,000円が必要なため個人宅へ取り付けるのは現実的ではありません。

その代わり、家庭用と比べるとダウンロード速度(想定)は約2倍ほどとなっており、標準Wi-Fiルーターへの同時接続台数も128台とスペック面では、家庭用よりも高機能となっています。

マリタイムプランの特徴

ダウンロード速度(想定):~220Mbps
アップロード速度(想定):調査中
データ通信遅延(想定):調査中

海上のどこでもインターネットができるため、船舶・航海中に利用することを目的としているプランとなります。こちらの料金は月額費用:USD1,000(初期費用:USD2,500)とビジネスプランよりも高いため、個人での利用は難しいです。

家庭用スターリンクとその他サービスの比較

各プラン料金下り速度
スターリンク
標準アンテナ月額:6,600円
初期費用:36,500円
(通常73,000円)
20~100Mbps(想定)
移動アンテナ月額:9,900円
初期費用:36,500円
(通常73,000円)
5~50Mbps
光回線
GMO光アクセス戸建て4,818円
マンション3,773円
290Mbps
ドコモ光戸建て5,720円
マンション4,400円
271Mbps
ソフトバンク光戸建て5,720円
マンション4,180円
321Mbps
ポケットWi-Fi
WiMAX4,444円93Mbps
ゼウスWiFi3,221円9Mbps
ホームルーター
ソフトバンクエアー5,368円73Mbps

とスターリンクを「光回線・ポケットWi-Fi・ホームルーター」比較してみてわかったことですが、都心など電波が強い地域では設置型ならホームルーター、持ち運びならポケットWi-Fiの方がおすすめとなっております。

ただし、地方にお住まいの方でWi-Fiが繫がりにくいという方には、スターリンクの方が回線速度が速く安定しやすい可能性もあるので、地方にお住まいの方は地域の電波状況を調べてから、サービスを選ぶことをおすすめします。

スターリンクをおすすめする人

こんな方におすすめです
  • 農村部・山岳部などWi-Fi繋がりにくい地域にお住まいの方
  • 災害時の対策としても利用したいと考えている方
  • 回線工事などを待たずにすぐにネット環境を整えたい方
  • 住居の問題で光回線の工事を断られてしまった方
  • 回線速度にあまりこだわりがない方

とどこでも安定してネットに接続できるという利点から、Wi-Fiが使えないまたは、不安定な地域の方へとっては、とてもおすすめできるサービスとなっています。

ただ、光回線と比べると回線速度が速いわけではないので、高品質な動画視聴視聴やネットゲームを快適にプレイしたい方にはあまりおすすめはできません。

スターリンクの口コミ・評判を紹介

今話題のスターリンク日本での利用者も急増しており、実際に利用している方のSNSでの口コミも多くなってきています。そこで今回はTwitterから参考になる口コミを良い評判&悪い評判に分けて紹介していきたいと思います。

スターリンクの良い評判の口コミ

まずはツイッターから、スターリンクの良い評判のなかでも参考になりそうな声をまとめてみました!

光回線が引けない所でも高速通信が可能

管理人
ネット回線を引くことができない地域の地方の方には、光回線並みの速さの回線速度はとてもありがたいですよよね!

無線なのに、光回線と大差ない回線速度

管理人
地域によって差があるようですが、無線で光回線と大差ないのはすごいですよね!特に関東・東北の地域が回線が速いようです!

スマホがサクサク動いて、車の回線もつながった

管理人
自宅だけでなく、複数の環境でネットワークに接続したい場合などにも使用するメリットがありますね!

地方よりだと光回線よりも早かった

管理人
地方の場合だと固定回線でも速度があまり出てくれないのですが、スターリンクだと関係なく速度が出るのは嬉しいポイントですね!

旅行先でもネットが使えるので便利

管理人
アウトドアや旅行先でもネット環境が構築できるので、旅先でも快適に仕事や遊びに活用できるのはいいですね!

スターリンクの悪い評判の口コミ

次にツイッターから、スターリンクの悪い評判もまとめてみました。こちらを見れば現状のデメリットを把握できると思います。

日本の都心では、あまり意味がない

管理人
日本でのサービス利用は現状あまりメリットがない事実はあるものの、新技術としてのロマンはありますよね!

山などでの使用は少し不安定

管理人
他ツイートでも確認していますが、地域や利用環境によってネットが不安定になるようですね!

初期費用を入れると値段が高い

管理人
光回線やWi-Fiと比べるとどうしても高く感じますよね・・・月額があと1,000円値下げされれば検討する方が多くなる気がします。

自分で設置しようとすると大変

管理人
これだけ設置用の工具があっても大変だということは、素人での固定設置は難しそうですね・・・アンテナ工事業者への依頼もありかもしれません。

持ち運びの場合は毎回設置するのが面倒

管理人
持ち運んで利用する際は、毎回アンテナの設定が必要なので、ポケットWi-Fiと比べると少し面倒に感じるかもしれませんね。

スターリンクの良い&悪い口コミまとめ

良い口コミまとめ

  • 光回線が開通できない所でも通信が可能
  • 無線なのに光回線並みの速度がでる
  • 車やスマホで接続してもサクサクと動く
  • 地方の場合は光回線より早い可能性がある
  • 旅先でもインターネットを利用できて便利

悪い口コミまとめ

  • 都心では光回線で十分、あくまでロマンで設置
  • 山の中だと回線が少し不安定になってしまう
  • 初期費用&月額料金が高く利用しにくい
  • 道具があっても自分で設置するのは難しい
  • 持ち運びタイプは毎回設置するのが大変

管理人の意見とSNSやツイッターの口コミでの評判は似ています。それは「日本の都心で設置するメリットはあまりない」ということです。

一方で、地方の方や光回線を開通することができない地域の場合は、光回線よりもスターリンクの方が回線速度が速くなるといった声もあります。

ですが、設置に関しては固定型の場合だと屋根上に個人で設置するのは難しい、移動型の場合だと毎回設置するのが面倒だという声も。

価格も光回線より少し高めとなっているため、都心なら災害用・地方なら無線の高速回線が欲しい方に向いている印象を受けました。

スターリンクの設置に対応したアンテナ工事業者

みずほアンテナ

画像引用元:みずほアンテナ公式HP http://w.mizuho-a.com/

アンテナ工事業者のおすすめポイント
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所在地〒141-0001東京都品川区北品川5丁目9番15号 渡辺コーポレーションビル5階
電話番号0120-790-837
対応エリア【関東】東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県
【関西】大阪府・京都府・奈良県・兵庫県
【東海】愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
【九州】福岡県・佐賀県・熊本県・長崎県・鹿児島県・宮崎県・大分
【中国】岡山県・広島県・山口県
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アンテナ工事料金地デジアンテナ 16,500円(税込)
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施工条件・サービス地デジアンテナ/BS/CSアンテナ/4K8Kアンテナ対応、自社スタッフ施工、クレジットカード可、Tポイントカード対応、施工保証10年
営業時間9:00~21:30 年中無休
Googleレビュー
サービス、価格、作業全てにおいて、本当に素晴らしかったです。心より感謝します。
管理人が実際に35社から見積りを依頼し、施工価格が一番安かったアンテナ工事業者です。自社スタッフということもあってか、問い合わせ~当日の対応も親切でわかりやすい解説と安心感がありました。他社と比較してもサービス&実績が豊富なため迷った方は相見積もりの候補として入れてみるのもいいかもしれません。

スターリンクの設置方法と使い方

  • アプリで設置位置を事前にチェック
    まずはアプリで設置位置を確認することができるので、設置が可能な位置かどうかを事前にチェックしましょう。アプリのダウンロードは下記から可能です。
    iOS版はこちら
    アンドロイド版はこちら

  • スターリンクへと本体を申し込む
    自分でスターリンクのアンテナを設置する場合は直接申し込みになります。
    スターリンクの公式サイト
    ただ、設置まで依頼したいという場合にはアンテナ工事業者に依頼する必要があるので、対応している業者に依頼しましょう。
    スターリンクのアンテナ設置を依頼する
  • 直接申し込みの場合はキットが届く
    契約時に入力した住所にStarlinkから設置に必要な機材のセットが届きます。セット内容は

    • アンテナ
    • ベース(土台)
    • WiFiルーター
    • Starlinkケーブル
    • ACケーブル

    屋根上などに固定する場合は業者でなければ難しいですが、設定自体はとても簡単になります。

  • 実際にアンテナを設置する
    衛星からの電波を自動的に検出し、アンテナの向きが自動的に変わるので数分待てば設定が完了します。
  • Wi-Fi接続ができるか確認
    最後にWi-Fiが接続できるかを確認して、スターリンクの設定が完了となります。

以上、5つのステップで簡単に設定することが可能となりますが、ベランダや屋根上の固定設置はサービス外となるため、固定したい場合があるのはアンテナ工事業者に依頼しましょう。

スターリンクのまとめ

今回スターリンクや、そのアンテナについて特徴や価格、口コミの評判について触れてきましたがいかがでしたでしょうか。スターリンクについてまとめると

  • 「無線の中では最速クラスに回線速度が速い」
  • 「地方の地域や災害用として活用するのに適している」
  • 「都心での利用にはあまりメリットがない」
  • 「自宅・車・スマホと複数利用するのに向いている」
  • 「固定設置をするならアンテナ業者に依頼する」

といった特徴があります。革新的な技術ではありますが、日本の場合は光回線を開通できる地域が多いため主に

  • 「回線速度に悩んでいらっしゃる方」
  • 「配線を無くし無線化したい方」
  • 「災害などの対策やアウトドアに用いる方」

に向いているサービスとなります。またアンテナ設置の際にはベランダや屋根上などがおすすめとなるため、その場合はアンテナ工事業者に依頼をしましょう。

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