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テレビアンテナ工事費用

アンテナ工事を依頼しようと思ってインターネットで業者を探してみたけど、どの業者も同じようなことを書いていてどこに依頼すればいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。特に

  • 「アンテナ工事の費用相場はどのくらい?」
  • 「アンテナの種類や工事内容によって価格は変わるの?」
  • 「実際に依頼すると、どのアンテナ工事業者が安いの?」

という方が多いと思います。工事費用も安くはないのでできれば安く工事を依頼したいけど、安かろう悪かろうで適当な工事をされたらたまったものではないです。

このサイトでは管理人が実際にアンテナ工事を依頼した経験をもとに、しっかりとしたアンテナ工事の業者の選び方や、アンテナの種類、2024年最新の工事費用の相場などについて詳しく解説しています。

管理人が実際に体験したアンテナ工事の体験談は、これからアンテナ工事をする人は見ておいて損はしないと思うので参考にして頂ければと思います。

目次
・テレビアンテナの費用
・実際の見積もり相場
・アンテナの種類
・アンテナの取付場所
・アンテナ工事の流れ

アンテナ工事の費用の相場価格

TVアンテナとは、地デジ・衛星放送それぞれの電波を受信する機器で、民放・地方ローカル局、BS放送、CS放送など受信形態によって形状が分かれています。

またアンテナ工事の費用相場は「新規設置・交換設置・アンテナ修理&処分費」によっても価格が大きく変化するのでそれぞれ順に紹介したいと思います。

【新規・単体設置】の費用相場をアンケート調査!

アンテナ新規設置の相場価格のアンケート結果
  • 調査期間:2022年05月5日〜2022年05月07日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:アンテナ新規設置をした方

※単体設置の場合の価格で撤去費用などは含みません。

アンテナの種類平均価格割合
八木式アンテナ35,555円(税込)26.6%(120人/450人)
デザインアンテナ40,291円(税込)14.0%(63人/450人)
CSBSアンテナ27,617円(税込)46.6%(210人/450人)
4K8Kアンテナ48,271円(税込)7.3%(33人/450人)
その他8,916円(税込)5.3%(24人/450人)

アンテナ工事の新規設置は全体で35,000~45,000円ほどが業界の相場という結果でした。

2024年になってからアンテナの部材、人件費、交通費などの高騰により、以前よりも平均価格が上がっている傾向がありますので表示価格が変わっている場合があります。

交換設置とは違い、新規設置の場合は土台から施工する必要があるので、交換に比べて+15,000~30,000円ほど費用がかかる傾向にあります。

地デジ受信の場合は、八木アンテナを選ぶ方が120人だったのに対して、デザインアンテナが63人と約半数でしたが、最近ではモダンな建築が増えてきたことからデザインアンテナを選択する方も増えてきています。

最も人気だったBS・CSアンテナの設置は210人で、逆に最も人気がなかったのは4K8Kアンテナでした。ただ現在では、多くのBSCSアンテナが4K8Kに対応になっているので気になる方は事前に確認するようにしましょう。

⇒新築のアンテナ工事の費用相場の詳細はこちら

【交換設置】の費用相場をアンケート調査!

アンテナ交換設置の相場価格のアンケート結果
  • 調査期間:2022年05月10日〜2022年05月12日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:アンテナ交換設置をした方

※単体設置の場合の価格で撤去費用などは含みません。

アンテナの種類平均価格割合
八木式アンテナ15,769円(税込)26%(26人/100人)
デザインアンテナ19,166円(税込)24%(24人/100人)
CSBSアンテナ13,888円(税込)36%(36人/100人)
4K8Kアンテナ16,781円(税込)14%(14人/100人)

アンテナ工事の交換設置は合計で15,000~30,000円ほどが業界の相場となっており、新規設置と比べて半額程度の費用となります。

交換の場合は新規と違いすでに設置基盤がある状態での作業となり、作業工数や必要な部材も減るため新規設置と比べ20,000~30,000円ほど安く対応してもらえる特徴があります。

新規設置の場合は八木アンテナとCSBSアンテナが圧倒的人気でしたが、交換設置の場合は現代建築にマッチしやすいデザインアンテナも同数程度の人気があります。

また新規の場合はCSBSアンテナがほとんどでしたが、最近ではハイビジョンTVが普及してきたこともあり、4K8Kアンテナに対応しているCSBSアンテナを選ぶ人が増えてきています。

【修理・追加・処分費】の費用相場をアンケート調査!

【修理・追加・処分費】の費用相場をアンケート調査!
  • 調査期間:2022年05月10日〜2022年05月12日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:アンテナ交換設置をした方
修理・追加内容平均価格割合
角度調整8,939円(税込)34%(68人/200人)
立て直し13,346円(税込)13%(26人/200人)
ブースター交換19,722円(税込)9%(18人/200人)
分配・配線工事15,384円(税込)26%(52人/200人)
撤去・処分費15,129円(税込)18%(36人/200人)

修理だけなら7,500~15,000円ほどの費用相場となっているので、交換する必要のない場合は修理するほうが安く済ませることができます。

アンテナは故障しても修理すると治る事例も多く、修理の対応ができる場合はアンテナを交換するよりも安い費用で電波受信を回復することができます。

アンケートでも50%方が「角度調整(68名)、立て直し(26名)」で原状回復できているので、ほとんどの場合は9,000~1万4000円ほどで治ります。

ただし、テレビを増やす場合や移動させる場合は「ブースター追加(18名)、分配・配線工事(52名)」に15,000~20,000円ほどの費用が必要となるので注意しましょう。

アンテナ工事の費用はなぜ幅がある??

アンテナ工事の費用は一軒家・アパートやマンションなどの共同住宅などの住宅環境によっても変わりますし、アンテナの新規設置・修理・増設などによっても変わってきます。

このようにテレビアンテナの工事費用に幅が出るのは下記のような理由があるためです。

  • 一軒一軒電波状況・家屋の状況が異なり使用する部材が変わる為
  • お客様の希望する形によって工事内容が変わる為
  • 依頼する業者によって価格設定が違う為
  • 電波状況や工事内容は各ご家庭により様々で、一律の価格設定が難しい為

またアンテナを設置する場合ブースターという機器を同時に設置することがあるのですが、このブースターの設置の有無によっても大きく工事費用が変わってきます。

工事費用が大きく変わり要因の一つにブースターがあります。地デジ専用のブースターであれば20,000円前後、地デジ・BS/CS混合ブースターであれば30,000円前後の工事費用がかかる為「実は必要ないのに勝手に設置されているんじゃ……?」と疑問に思う方もいるようです。

ただ、ブースターは新築戸建てでは余程電波状況に恵まれた立地でない限り、基本的に必須と考えて下さい。

というのも、通常新築戸建てでは3部屋以上にテレビ端子があり、分配するのが当たり前ですが、その分、電波が減衰する為、それを補う必要があります。

また、ブースターを使わず分配出来たとしても、後々隣家やマンションが建ったりして電波が影響を受けた際、正常にテレビが見られなくなる恐れがある為、そういったトラブルを未然に防ぐためにもブースターは必要です。

尚、地デジにしろBS/CSにしろ、一部屋だけに引き込む工事の場合、ブースターは必要無いケースがほとんどです。

 

格安で工事をする為に大切なのは業者選び!

アンテナ工事の費用を抑える為に大切なのは、業者選びです。実際にアンテナ工事を行った経験を持ち、全国のアンテナ工事業者を100社以上調査している管理人がオススメするのはみずほアンテナです。

みずほアンテナさんが良いと思う理由として「安い・早い・安心」の3拍子が揃っていることが挙げられます。

安さだけで業者を選ぶのはおススメしませんが、同社は全国最大手のアンテナ工事専門業者ですので、信頼性も担保されています。

あまり悩まずに業者を決めたいと考えておられる方は、みずほアンテナさんを選んで大きく後悔することはないはずです。

失敗しないアンテナ工事業者はこちら

また、下記では各都道府県のその他の業者との徹底比較も行っております。口コミや評判なども含めて掲載しておりますので、業者間の比較・相見積もりを行いたい方は下記ページを参考にしてみてください。

実際に35社に見積りで工事費用の相場を調査しました!

アンテナ工事の見積もり相場

⇒アンテナ相場費用の詳しい調査結果はこちら

HPに記載されている情報と実際の価格は違ってくるので、35社以上のアンテナ工事業者に問い合わせて概算の見積もりを頂くことで、実際の相場額をリサーチしました。

※下記の見積もりは2023年10月時点での表記になります。物価の高騰により価格が変動していますのでご注意ください。

業者見積費用備考
みずほアンテナ
口コミを見る
八木アンテナ工事費:15,000円
ブースター工事費:15,000円
調整費:5,000円
合計:35,000円
詳細な情報まで見積りしてくれました。
S社八木アンテナ工事費:22,000円
ブースター工事費:8,000円
調整費:9,000円
合計:39,000円
少し価格が高い
Dr社八木式アンテナ新設:20,900円
ブースター新設:20,900円
合計:41,800円
少し価格が高い
KIYO社八木式ブースタ込み33,000円
※工事費等は不明です。
細かな見積はお断りされました。
ASA社八木アンテナ設置:15,000円
ブースター設置:15,000円
諸経費サービス:5,000円
合計:35,000円
PDFにて綺麗な状態で頂きました。
SAM社八木式アンテナ取付:15,000円
ブースター取付け:15,000円
※工事費が含まれていません。
工事費が不明
SHI社地デジ視聴プラン:36,080円(税込)
※八木式アンテナ+ブースター+工事費込み
合計:36,080円
工事費込みという事で安心
LI社八木アンテナ設置(屋根馬屋根上設置)+
UHFブースター設置
合計:38,06円
平均的な価格でした
A社返答なし返答なし
B社返答なし返答なし
C社返答なし返答なし
D社返答なし返答なし

【※注意】実際の見積もり額は「設置位置・築年数・階数・屋根の形状・屋上の有無・住所」などでも変化することがあります。

と八木アンテナ(ブースター付)の新規設置費は「3万5000~4万1800円」という調査結果になっており、業者によって約7,000円ほどの差がありました。

今回は、「築11年、2階建て、新規設置、ブースター付」という条件で依頼しましたが、「新築での設置・配線の分配作業・高所作業」などを依頼すると追加料金がかかるので価格が前後する可能性があります。

屋根の形状やテレビの台数などでも部材代が変化するので、詳細な価格を知りたい方は実際に見積りの依頼をしてみるのがおすすめです。

特に管理人が見積りをした35社中では、みずほアンテナさんが安く対応も◎だった業者なので、迷っている方は見積りをとってみるのもいいかもしれません。

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アンテナの種類ごとの相場と特徴

3種のアンテナ工事の交換設置と新規設置の相場額

  • 地デジ用八木式アンテナ(UHFアンテナ)
  • 地デジ用デザインアンテナ
  • BS/CS110℃アンテナ
  • BS/CS4K8K対応アンテナ

地デジアンテナの相場と特徴

地デジアンテナの電波強度と特徴を比較

地デジアンテナとは、東京スカイツリーや大阪生駒山など、全国各地にある電波塔から発信される電波を受信して民放・地方ローカル局のTV番組を視聴する為のアンテナです。

一般家庭のTV用としては、魚の骨のような形をした八木式アンテナと、箱型のデザインアンテナと呼ばれる物が主に使用されます。

室内に設置する室内アンテナもありますが電波の弱い地域では受信ができないところが多くノイズも入りやすいので注意が必要です。工事業者に頼んで取り付ける地デジアンテナは主に八木式アンテナ・デザインアンテナ・ユニコーンアンテナになります。

八木式アンテナ設置(交換費用)15,000円~30.000円(税込)
デザインアンテナ設置(交換費用)20,000円~35,000円(税込)
ユニコーンアンテナ設置(交換費用)25,000円~40,000円(税込)
室内アンテナ(強電界域のみ)3,000円~6,000円(税込)

地デジアンテナの設置は、アンテナ種類をどれにするか、設置場所は屋根上か壁面か、ブースターは必要か、といった様々な要素によって料金が変わります。新築戸建てで地デジアンテナのみを新規設置するなら、目安となる工事費用の相場は「35,000円」前後。新築の場合、複数の部屋でテレビを見られるよう分配する事から、ほとんどのケースでブースターが必要となります。

一方、地方ローカル局などを見る為に追加でアンテナを建てたり、老朽化したアンテナの交換工事の場合、ブースター等の周辺機器が必要ないケースも多く、15,000円から20,000円程度で工事が可能です。

地デジアンテナはNHK、日テレ、TBS、フジテレビ、テレ朝、テレ東や地方テレビなどのチャンネルを見るために必要なアンテナです。
設置費用は35,000円前後となっており業者によって価格差があります。

地デジ用八木式アンテナ

用途:地デジ電波受信用

地デジ用八木式アンテナの交換・新規設置の相場

交換費用の相場15,000円~30.000円(税込)
新規設置の相場35,000円前後(税込)

八木アンテナは単価が安く、ブースターが必要ない場合も多いことから高くても4万円以内の出費に抑えることができ、設置が必要なアンテナで1番安い特徴があります。

地デジ用八木式アンテナのメリット・デメリット

メリット

  • 受信感度の強弱の選択肢が広く、弱電界~強電界まで幅広い場所で使える
  • 屋根上・壁面・屋根裏など設置場所の選択肢が多い

デメリット

  • 無骨なデザインで設置すると景観を損ねてしまう可能性が高い
  • 鳥害や風雨の被害を受けやすいので耐久性が低くなる傾向

八木アンテナは昔から現代まで最も親しまれているアンテナです。電波強度が最も強力なので、ブースターがなくても中電界地域で問題なく電波を受信することができます。

周りに大きな電波塔がない地域でも、ブースターを付ければほとんどの場合は電波が安定した状態でTV視聴することができ、機能面で優れているアンテナです。

ただ、見た目が無骨で少し機能面を重視したデザインとなっているので、景観にこだわっている住宅に取り付けてしまうと浮いてしまう可能性があります。

また、鳥害や風雨の被害を1番受けやすいアンテナとなっているので耐久性には優れておらず、定期的にメンテナンスが必要となることがあります。

⇒八木式アンテナの費用の詳細を見る

地デジ用デザインアンテナ

用途:地デジ電波受信用

地デジ用デザインアンテナの交換・新規設置の相場
交換費用の相場20,000円~35.000円(税込)
新規設置の相場40,000円前後(税込)

八木アンテナと比べると少々高いですが5,000~10,000円ほど高くなるだけなので、電波強度に問題なければデザインアンテナがおすすめです。

地デジ用デザインアンテナのメリット・デメリット

メリット

  • 壁面設置やベランダに設置など設置が豊富で景観を保てる
  • 見た目がスタイリッシュでシンプルなので、どんな住宅仁もマッチしやすい

デメリット

  • 八木式アンテナに比べて感度が弱く地デジ電波の受信が出来ないことがある
  • 受信感度が弱い為、屋根裏設置などには向いていない

デザインアンテナはこれからアンテナを設置しようという方には、いま最も人気のアンテナといえます。電波強度も中程度あり、弱電界地域でもブースターを設置すれば使用不可能な地域はほとんどありません。

またデザイン性の良さだけでなく、カラーバリエーションも「白・茶色・ベージュ」の3色があり、設置位置も「壁面・ベランダ」など目立たない位置にも設置することができるので景観を損ねません。

ただ、地域によっては利用できない可能性があるので、設置前にはアンテナ業者に相談するようにしましょう。

⇒デザインアンテナの費用の詳細を見る

地デジ用ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナ
地デジ用ユニコーンアンテナの交換・新規設置の相場
交換費用の相場25,000円~40.000円(税込)
新規設置の相場45,000円前後(税込)

ユニコーンアンテナ本体自体の価格が高いことや、設置位置も屋根上になることが多いことから、コストは一番高くなってしまう可能性が多いです。

地デジ用ユニコーンアンテナのメリット・デメリット

メリット

  • 住宅密集地でも障害物の影響を受けない位置に設置できる
  • 円柱型で風の抵抗を受けにくく、太陽光を反射しにくい

デメリット

  • 電波強度の弱い弱電界地域では八木アンテナの方が向いている
  • 商品単価が高く、高所設置が必要なので一番費用が高くなる

ユニコーンアンテナは最新型のアンテナですが特別機能が優れているわけではなく、現代的な建築にマッチしやすい点や住宅密集地でも障害物の影響を受けずらい特徴があります。

電波強度はデザインアンテナと同じ中程度なので、ブースターはほとんどの場合必須となることが多く、弱電界地域での使用は難しいです。

なので、ユニコーンアンテナは「住宅密集地で景観にもこだわりたいという方におすすめのアンテナ」となっています。

⇒ユニコーンアンテナについての詳細を見る

地デジ室内用小型アンテナ

用途:地デジ電波受信用※強電界専用・1部屋専用

室内用小型テレビアンテナの費用相場
商品単価3,000円~6,000円(税込)(税込)

大手家電量販店、amazonや楽天などの通販で直接購入できるため設置費用が不要で相場は安めです。

室内用小型テレビアンテナのメリット・デメリット

メリット

  • 価格が安く持ち運びが可能な為、様々な場所で使える

デメリット

  • 電波が強い地域+室内でも窓際など電波が取れる場所が限られている
  • 1部屋(1画面)での視聴しか出来ない

室内アンテナは電波強度が非常に弱いため安定して受信することができないため、基本的に戸建てやマンションへの設置は行わない置き型のアンテナです。

普段テレビを見ない方や、普通はテレビを置けない場所(キッチン・お風呂・小屋)などで、一時的にテレビを見たい時に使用するアンテナとなっています。

電波が弱くつながらない可能性や、雑音や画面にノイズが入ることも多いので、綺麗な音と画質でテレビを見たい場合には向いていません。

価格は安く工事費用も必要ないことから設置は容易にできますが、使用できる環境はかなり限定的となってしまいます。

⇒室内用アンテナについての詳細を見る

BS/CSアンテナの相場と特徴

BS/CSアンテナ工事費用と相場

BS/CSアンテナ単体の設置・交換費用12,000円~20,000円(税込)
地デジ+BS/CSアンテナ 新規設置費用60,000円前後(税込)

BS/CSアンテナは、設置場所や分配の有無によって大きく工事料金が変わります。

  • 一部屋でBS/CSが見られれば良い場合は「15,000円」前後
  • 全てのテレビ端子にBS/CSが繋がる工事は「60,000円」前後

上記が工事費用の相場となっています。BS/CSは一部屋でだけ視聴できれば良いなら簡易な工事ですみますが、各部屋のテレビ端子全部にBS/CSが来る工事の場合は高額となり、新築戸建てでは全部屋に分配する工事がメインとなります。

BS/CSアンテナは視聴したい部屋の数で設置費用が大きく変わります。またCSなどは有料チャンネルなので視聴したい番組をしっかりと調べてプランを決める必要があります。

BS/CSアンテナの基礎知識

BS/CSアンテナとは、衛星放送であるBS/CS番組の電波を受信する為のアンテナで、パラボラアンテナとも呼ばれます。地デジアンテナと違い衛星から発信される電波を受信する為、指向性(受信角度)が狭く一定なのが特徴です。

 

4K8Kアンテナの特徴と相場

近年4K8KアンテナはBS/CSアンテナとの違いはない?

2024年ではBS/CSアンテナに4K8Kアンテナの機能が付属しているものを標準として取り扱っている会社が多いので、
BS/CSアンテナ=4K8Kアンテナとなっているケースがほとんどです。

依頼する業者に確認してください。

4K8K対応BS/CSアンテナ工事費用と相場

4K8K対応アンテナ単体設置費用(※視聴1部屋のみ)15,000円~25,000円(税込)
地デジ+4K8K対応BS/CSアンテナ新規設置費用80,000円前後(税込)
既存BS/CSアンテナの4K8K対応化65,000円~(税込)
4K8Kアンテナは高画質でテレビを視聴するためのアンテナですが、アンテナ以外の付属品も4K8Kに対応したものが必要になります。
テレビも4K8K用のものを設置する必要がありチューナーも必要になります。

4K8Kアンテナは、ブースター・ケーブル・分配器等々の周辺機器全てを4K8Kに対応した製品に変える必要がある為、通常のBS/CSアンテナ工事より費用はやや高額となります。

工事費用の金額差は、BS/CSと同様、戸建ての全体で視聴できるようにするか、一部屋だけ見られれば良いかの違いが大きく、4K8Kは一部屋で見られれば良い場合には直接配線を引き込む簡易工事がオススメ。その場合の目安となる工事費用の相場は「20,000円」前後です。

ただ、新築戸建ての場合、一部屋だけ4K8Kが見られるような工事=通常のBS/CSも一部屋だけとなってしまいます。BS/CSを出来るだけ多くの部屋で視聴したい場合には、地デジ+BS/CS+BS4K8Kが全てのテレビ端子に繋がる全体工事を行うのがベストで、その場合の工事費用の相場は「80,000円」前後となります。

⇒4k8kアンテナ工事の特徴や費用相場の詳細はこちら

4K8Kアンテナの基礎知識

4K8Kアンテナとは、2018年12月から本放送が始まったBS4K8K放送を受信する為のアンテナです。従来のBS/CSアンテナと同様衛星の電波を受信しますが、周波数や電波の旋回方向の違いから、BS4K8K放送を見る為には対応した専用のパラボラアンテナが必要です。

一部の4K放送は従来のパラボラアンテナでも受信が可能ですが、視聴する為にはTV本体やチューナー、その他の周辺機器も含めた環境整備が必要です。

カラーバリエーションは白と黒を取り扱っている業者がほとんどですが、みずほアンテナでベージュの取り扱いがあります。

テレビアンテナの取り付け場所は?

テレビアンテナ設置場所

屋根上

テレビアンテナ屋根上設置

特徴

最も一般的な設置場所です。高い位置に設置できるため、障害物に遮られにくく、電波を強く受信できるメリットがあります。

メリット

受信状態が良い、高い場所に設置できるため電波の干渉を受けにくい。

デメリット

風の影響を受けやすく、強風や台風の際にはアンテナが倒れたり破損したりするリスクがある。設置や修理の際には高所作業が必要。

壁面

テレビアンテナ壁面設置

特徴

アンテナを家の壁に取り付ける方法で、特にデザインアンテナや八木式アンテナが使用されます。外壁の高い位置に設置することで電波を受信します。

メリット

風の影響を受けにくく、屋根上よりもメンテナンスがしやすい。見た目がすっきりし、家の外観を損なわない。

デメリット

屋根上に比べて設置高さが低いため、周囲の建物や障害物に電波が遮られる可能性がある。場所によっては電波が弱くなることも。

破風板

テレビアンテナは封版設置

特徴

屋根の端にある斜めの部分(破風板)にアンテナを取り付けます。屋根に近い位置で設置できるため、電波の受信が比較的安定しやすい。

メリット

屋根上ほどの高さはないものの、比較的高い位置に設置できるため、テレビの電波を受信しやすい。風の影響も屋根上よりは少なく、メンテナンスもやりやすい。

デメリット

屋根上ほどの受信効果は期待できない。破風板自体の強度や耐久性が重要で、破損しないようにしっかり固定する必要がある。

屋根裏

テレビアンテナ屋根裏設置

特徴

屋根の内部(屋根裏)にアンテナを設置する方法です。目立たず、外観を損なわない設置場所として人気があります。

メリット

外観に影響を与えないため、美観を保てる。風や雨、雪などの自然の影響を受けにくく、長期間の使用が可能。

デメリット

屋根材や家の構造によっては電波が遮られるため、受信状態が悪くなることがある。地域や設置環境によっては適さないことも。

ベランダ

テレビアンテナベランダ設置

特徴

ベランダの手すりや柱にアンテナを取り付ける方法です。設置が比較的簡単で、特にマンションやアパートに適しています。

メリット

設置やメンテナンスが簡単。比較的低い位置に設置するため、風の影響を受けにくい。取り付けコストが低い場合が多い。

デメリット

周囲の建物や壁、遮蔽物の影響を受けやすく、受信状態が悪くなることがある。屋根上や壁面に比べると電波の受信が不安定。

設置場所での費用の違い

テレビアンテナの設置場所によっては、追加料金が発生することがあります。屋根上に設置する場合は高所作業が必要となるため、作業料や安全装備費用として追加料金がかかることがあります。
壁面では特殊な金具やアンカーが必要な場合に追加費用が発生します。
破風板も同様に、補強工事や取り付け器具により追加料金がかかることがあります。
屋根裏はアクセスや作業の難しさにより追加費用が見込まれ、電波受信が弱い場合はブースターの設置が必要です。
ベランダ設置は比較的簡単ですが、配線の取り回しや特殊器具による追加料金がかかることがあります。

配線の長さや屋根の勾配、ブースター設置の有無も追加料金の要因になるため、見積もり時に確認することが重要です。

設置場所にかかる追加費用は無料でサービスしてくれている業者もあるので見積もりを依頼するときに確認してみるといいでしょう。

 

アンテナ工事の流れは?

アンテナ工事の流れ
  • STEP1
    業者に見積もり依頼
  • STEP2
    現地で電波の受信レベルを測定&調査
  • STEP3
    最終的な見積もり金額の提示・契約
  • STEP4
    アンテナ工事を実施
  • STEP5
    施工完了後に料金の支払い

STEP1.業者に見積もり依頼

基本情報

  • 工事の希望日
  • 住所
  • アンテナの種類
  • 新規・交換・修理
  • 戸建て・マンション

設置条件

  • 設置位置(屋根上・外壁・ベランダ・屋根上)
  • テレビの台数
  • 屋根の形状
  • 設置する階数
  • 築年数

周辺情報

  • 周辺が山やマンションなどに囲まれていないか
  • 駐車できるスペースがあるか
  • 周りにアンテナは設置されているか

などの情報を元に、簡易見積りを出してくれる業者もありますが、管理人の経験上、2社に1社しか見積りメールの返信が来ないので、この時点で相見積もりをとる場合は5社以上に依頼することをおすすめします。

また、現地見積りのみの会社も多く存在しますが、現地での調査を依頼する場合は無料であることを確認してから依頼するようにしましょう。

キャンセル料で1~2万円ほど必要な会社も存在しているので、基本的にはメールで簡易見積り⇒価格に納得できれば現地調査&見積りという流れが安心です。

STEP2.現地で電波の受信レベルを測定&測定

工事内容を変更せずそのまま進行できるか?を確かめる調査だと思ってください。

具体的には「電波塔の距離や山やマンションなどの遮蔽物により電波強度が十分な状況か?」、「建築物の構造上の問題で追加工事が必要か?」などの調査を行います。

STEP3.最終的な見積もり金額の提示・契約

ここが重要なポイントです。ここで承諾すると初めて料金がかかるアンテナ工事業者が多い(見積は基本無料)ので、必ず「追加料金はないか?」と「予算通りの価格か?」を確認してください。

もし現地調査で、価格が高騰した場合は悪徳業者の可能性があるのできっぱりと断りましょう。ここでは見積書をしっかりと確認することが重要です。

STEP4.アンテナ工事を実施

事前に予定していた日時にアンテナ工事業者がきてくれるので、あとは作業をお任せしましょう。

作業の流れとしては「電波測定⇒アンテナ向き調整・固定⇒室内の配線⇒テレビの視聴が可能かを確認」となっています。

簡単な取付だと1時間、複雑な取付けが必要でも3時間で対応してもらうことができます。

アンテナ工事にかかる時間
アンテナ工事は設置の種類やTVを見る部屋数などによって時間は変動しますが、大凡1.5時間~3時間が工事時間の目安となります。工事当日は室内にも入る為、住人の立ち合いは必須です。

STEP5.施工完了後に料金の支払い

後は工事終了後に事前に決めていた価格をお支払いしてください。支払い方法は現金・クレジットカード・電子マネーの全てに対応している業者がほとんどです。

最後に領収書と保証書を確認し、受け取れば工事完了です。保証期間内であれば向き調整や簡易修理であれば無料で対応してもらうことができるので保証書はしっかり保管しておきましょう。

アンテナ工事は上記の様な流れで行いますが、依頼する業者によっては電波測定が有料だったり、立ち合いが複数回必要だったりと手間が大きく変わります。

中には現地での電波調査~施工完了までを1日で済ます業者もあります。

みずほアンテナの詳細を確認する

上記は実際にアンテナ工事を行い、全国のアンテナ工事業者を100社以上調査した管理人がオススメするアンテナ工事業者ですので、手っ取り早くアンテナ工事を依頼したいと言う方は是非とも一度ご覧ください。

 

アンテナ工事の費用の内訳&理由を解説

アンテナ工事の費用の内訳&理由を解説
アンテナ工事の場合は本体と工事費用以外にも「部材費+高所作業費+出張費」といった追加料金が発生する可能性があります。

その際、どういった工事をする場合に追加料金が発生するかも簡単に理由を添えてわかりやすく解説していきます。

部材費用の相場

アンテナ工事業者部材代の相場

部材名部材費用必要な理由
ブースター15,000~25,000円電波強度の弱い地域に住んでいる場合や、テレビを2台設置していて電波強度を上げるために使用します。
分配器2,000円〜9,000円テレビを2台設置したいときにアンテナのケーブルを分けるために必要な部材となります。
分波器1,000~5,000円地デジだけでなく他の放送を1本のケーブルで見たい時、電波を分けるために使用する部材となっています。
混合器3,000~7,000円地デジの他にBS/CSのアンテナを設置する時に使用する部材で、2本のケーブルを1本にまとめるために使用します。

複数の「テレビがある・チャンネルを視聴する・アンテナがある」場合に追加料金が発生しますが、ブースターの設置は受信強度を安定させるためにも推奨されることが多いです。

また、これからの部材の価格は必要な電波強度や製品の性能によって異なるので、工事業者と相談しながら最適な製品を選んでもらうようにしましょう。

高所作業費用の相場

高所費用相場

作業位置作業費費用の理由
屋根上10,000~30,000円10m以上の梯子や高所作業車が必要な場合は価格が高騰します。
外壁5,000~20,000円壁面への穴あけ&設置位置の高さで価格が変動します。
ベランダ外壁8,000~15,000円ベランダへ梯子が届く場合は壁面よりも簡単に設置可能で安価です。

2階以上にアンテナ設置をする際にかかる料金です。また基本的に設置位置が高くなるにつれて料金も高くなります。

特に10m以上(2階建ての屋根上~3階建て)の場所にアンテナを設置する際に、高所作業車が必要になると1~2万円の追加料金が必要となります。

高所であれば受信強度も安定しやすい特徴がありますが、予算オーバーの場合はベランダ壁面や壁面工事の設置を提案しましょう。

⇒アンテナ取付位置のメリット&デメリットを確認する

出張費用の相場

アンテナ工事業者の事業所から、依頼主のご自宅までの距離が遠い場合は出張費がかかってしまう可能性があります。

また、「見積後や電波調査後」に現地でキャンセルすると、キャンセル料(3,000~5,000円)ほど負担しなければいけない業者もあるので注意しましょう。

テレビアンテナ工事を依頼できる業者は?

テレビアンテナ工事を依頼できる業者は?
  • 大手家電量販店(ヤマダ電機・ケーズデンキ・ヨドバシカメラ等)
  • ホームセンター(カインズホーム・ビバホーム・コーナン等)
  • 地元密着型の小規模電気店
  • ネット系のアンテナ工事専門業者

アンテナ工事を請け負っている業者には上記があり、それぞれから実際に見積もりを取った管理人の調査から以下のような特徴が判明しました。

  • 家電量販店やホームセンターなどは料金が高く工事までの期日も長くなる傾向が
  • 費用を安く抑えたいならアンテナ工事の専門業者がおすすめ

このように費用を安く抑えてアンテナ工事を行うには、アンテナ工事を専門に行なっている業者がおすすめなのですが、その理由について詳しく解説します。

大手家電量販店のアンテナ工事の特徴

大手家電量販店(ヤマダ電機・ケーズデンキ・ヨドバシカメラ等)

メリット

  • 購入した店舗でそのまま取り付け依頼ができるので楽チン
  • 大手で名前が通っているので安心感がある
  • 短期的だが保証は付いている

デメリット

  • 自社施工ではなく下請け施工の為、料金が割高
  • 施工保証が短い or 長期保証は有料
  • 電波調査と施工日が異なる為、二度手間になる
ヤマダ電機・ケーズデンキ・ヨドバシカメラ等の大手家電量販店は、名前の通った会社が多い為、一見安心なように思われますが、施工に関する保証は短いのが特徴です(あっても一年)。
また、ネット系のアンテナ工事専門業者と比較するとポイント還元分等を含めても料金が高い為、依頼するメリットが無いのが現状です。

⇒大手家電量販店のアンテナ工事の費用はこちら

ホームセンターのアンテナ工事の特徴

ホームセンターのアンテナ工事の特徴

メリット

  • 購入~設置依頼までがワンストップ
  • 実店舗があるので信頼感がある

デメリット

  • 施工は自社と下請けの両パターンあり
  • 料金は相場より割高
  • 施工保証が短い・無い or 有料保証
  • 電波調査と施工日が異なる為、二度手間になる

カインズやビバホーム・コーナンなどのホームセンターも大手家電量販店と同様の傾向が見られました。一部自社施工のケースもありますが、料金は割高です。

また、電話やメールでの見積もり依頼が出来ないケースが多く、実際に店舗に足を運ぶ必要があり施工までに時間がかかるのが大きなデメリットです。こちらも依頼するメリットはあまりありません。

⇒ホームセンターのアンテナ工事の費用や価格はこちら

地元密着型の小規模電気店のアンテナ工事の特徴

地元密着型の小規模電気店のアンテナ工事の特徴

メリット

  • 仲介料がないため相場価格より少しだけ安い
  • 地域密着なので電波状況について詳しい

デメリット

  • 自社施工だが経験値・技術力に大きなバラツキがあり当たりハズレが大きい
  • 施工保証が短い・無い
  • オンライン上の見積もり依頼が出来ない業者が多い
  • 支払い方法はほぼ現金のみ

地元の電気店でもアンテナ工事の依頼は出来ますが、小さな業者が多く、技術力にバラツキがあるのがネックです。また、料金設定がかなり高く(ネットの相場を知らない)、アンテナ工事の費用詳細で解説した相場から+2~3万円ほど高い価格設定をしているところも少なくありません。大手との提携で下請け施工として工事を行っているところが多く、顔なじみの業者でもなければ依頼するメリットは感じられません。

ネット系のアンテナ工事専門業者の特徴

ネット系のアンテナ工事専門業者

メリット

  • 料金は最安で価格競争が激しく安い店舗が多い
  • 自社施工と下請け施工の両パターンあり
  • 長期(5~10年)の施工保証をつけている業者が多い
  • 基本的に見積無料で即日対応してもらえる
  • 支払い方法が多彩

デメリット

  • 実店舗がなくネットでの申し込みなので不安に感じる人も
  • 業者が多く場所によって価格・実績・保証などが大きく変化する

アンテナ工事を行う際に最もオススメなのがネット系の専門業者です。ただ、一口に専門業者と言っても実態は玉石混合で、業者選びには注意が必要です。

地域差もありますが、優良業者に工事を行ってもらえば、料金はもちろん・保証・また技術面でも納得できる業者が見つかるのはネットなどで集客を行っているアンテナ工事業者が多いです。

下記で業者選びの詳細を解説していきます。

 

オススメのアンテナ工事の業者はどこ?

アンケートでの相場調査や実際にアンテナ業者の見積もりをした結果、一番安かった業者はみずほアンテナさんでした。

見積書の内容も詳細まで記載されており、メールでの見積時の対応も早く好印象と全体を通してサービスの質に満足感が高かった印象が強く残っています。

実際にはお近くのアンテナ工事業者の口コミを見る、相見積もりをしてみて安い所に依頼すると他のと比較をして決めた方が良いと思うので、下記で地域ごとにおすすめな業者をまとめています。よろしければ参考にしてください。

アンテナ工事は自分でできる?DIYの注意点

アンテナ工事に特別な資格は必要ありません。その為、一般の方でもやろうと思えば自前で取り付けることは可能です。

また、部品一式を自前で揃えれば、業者に依頼するより費用は安くつきます。しかし、アンテナ工事をDIYで行うには以下の条件をクリアする必要があります。

  • 電波を測定するレベルチェッカーを持っていること
  • 金具の固定や穴開け・コーキングなどに使う工具を持っていること
  • それら工具の使い方を熟知していること
  • 屋根上など高所作業となる為、落下してケガをするリスクを負えるかどうか
  • アンテナ落下・破損などで近隣住宅に迷惑をかけた際のリスクを負えるかどうか

いくら特別なスキルが必要ないとは言え、原則として知識と経験のあるプロがやるのがアンテナ工事です。

電波を取ったり工具を使いこなしたり、技術的な部分はクリアできても落下や事故のリスクがある以上、当サイトでDIYをオススメすることはありません。

現在は上記のようにYoutubeなどでアンテナ工事のやり方を動画で見ることも可能ですが、アンテナ工事のDIYは完全に自己責任ですので、リスクを踏まえた上でご検討下さい。

⇒アンテナをDIYで自分で取り付ける方法を詳しく解説

格安でアンテナ工事を依頼する為に必要なステップ!業者選びのコツと注意点

業者選びのコツと注意点

ここでは主にネット系アンテナ工事専門業者をどうやって選ぶか、最安値かつ安心できるアンテナ工事を依頼する為の選び方をポイント別に解説していきます。

ポイント1.料金で選ぶならここを見よう!

HP上の料金はアテにならないので見積もりを比較をする

ネット系業者のHP上の料金は、税込み・税抜きが混在していたり、分配器やブースター等の周辺機器料金が入っていないものがほとんどで、最終的なアンテナ工事料金を比較するには、見積もり依頼が必須です。

手間はかかりますが、HP上の料金に惑わされることなく複数社から見積もりを取り、最終的な工事料金をしっかり比較しましょう。

見積もり依頼の際は自宅の詳細や希望を出来る限り細かく伝える

ネット系業者の大きなメリットが24時間メールや問い合わせフォームで見積もり依頼が出来ることですが、その際は以下の情報を添えると不透明な追加料金を避けることが出来ます。

  • 屋根の形状
  • 何階建てか
  • 希望するアンテナの種類(八木式かデザインアンテナか、4K8Kは必要か)
  • TVを見たい部屋数
  • 自宅周辺に電波を邪魔する高層マンションや竹林などの遮蔽物があるか

これらを事前に伝えることで、経験豊富な業者であれば詳細を把握できるため、オンライン上でも正確な見積もりが可能になります。こちらからの情報提供は惜しまず行うのが余計な追加料金を防ぎ、正確な総費用を把握するコツです。

ポイント2.安心感で選ぶならここを見よう!

地域限定 完全自社施工型

関東圏・関西圏など、自社でスタッフを雇用し、営業所から行ける範囲でアンテナ工事を行っている会社です。
地元密着型の小規模電気店との違いは範囲が広いことと価格が安いという点です。

例:みずほアンテナ・ハイファイブ・地デジやドットコム・ライフテックス等

全国対応 下請け施工型

全国対応でHPや会社概要もしっかりしているのですが、営業所は本社一箇所のみ。

その他の地域では地元の電気店と提携しアンテナ工事の依頼を受け付けている会社がこれにあたります。

例:アンテナ侍・アンテナ110番等・テイクサービス等

ネット系のアンテナ工事業者は大きく分けて上記の2パターンに分かれますが、下請け施工を行っている業者には以下の問題点があります。

  • ネットワーク型ビジネス形態の為、問い合わせ窓口と施工者が完全に分離しておりアンテナ工事に関する知識・経験が薄い
  • トラブル発生時に責任の所在が不明瞭になりがち
  • 下請けを通す為トラブル発生時の対応に時間がかかる

勿論、全ての業者がそうとは限りませんが、管理人が実際に見積もり依頼を行った際に対応が悪い(見積もり詳細が出ない・技術的な質問に回答できない)のは主に全国対応系のところでした。

リスクを回避するという意味では自社施工の業者を選ぶのがオススメです。

ポイント3.支払い方法にクレジットカードがあるかをチェック!

実際の支払方法をどうするかはともかく、クレジットカード払いに対応しているかどうかは会社としての信用の証です。アンテナ工事は2011年7月の地デジ化完全移行の前後で全国的な特需が生まれた為、一部に不当に高額な請求をする悪徳業者が存在していました。

余計なトラブルを避けるためにも、クレジットカード払いやその他のキャッシュレス払いを用意しているかどうかは業者見極めの一つのポイント。出来る限り支払い方法が多い会社を選ぶのがオススメです。

ポイント4.施工保証は保証書の発行有無と保証内容を事前に確認

ネット系のアンテナ工事業者は、その多くが施工保証を謳っていますが、中には工事後に保証書を出さない会社があるという口コミがネット上で見られました。

いざトラブルが起きた際に保証書が無く修理が出来ない、といったことのないよう保証書を発行しているかどうか・保証内容はどうなっているか、問い合わせ段階で確認しておくのがベストです。

ココもポイント、連絡手段の多彩さにも注目

今までの業者とのやり取りは電話とメールが主流でしたが、最近ではLINEやチャットなどを使っている業者も増えてきています。
連絡手段の多い業者のメリットは以下の通りです。

1. 柔軟なコミュニケーション

多様な選択肢:個人の好みや状況に応じて、最も適したコミュニケーション手段を選択できる。

即時性:チャットやLINEなどはリアルタイムでのやりとりが可能で、急な連絡や短い質問にも迅速に対応できる。

2. 記録の残しやすさ

文書化:メールやチャットのログは自動的に記録されるため、後から内容を確認することが容易。

確認性:契約内容や指示事項などの確認が必要な場合、書面でのやりとりが推奨されることも多く、メールやチャットはそのニーズに応えられる。

3. 便利な機能の活用

画像や動画の送受信:LINEやチャットでは、画像や動画を簡単に共有することができ、状況の確認や説明がしやすい。アンテナの種類や金額などの質問もLINEを使えばスムーズに解決できる。

既読機能:読み取り確認が可能なツールは、相手がメッセージを確認したかどうかを知ることができ、安心感が得られる。

4. 様々なシチュエーションに対応

非公開のやりとり:電話では周囲の人に内容が聞かれるリスクがあるが、メールやチャットではそのリスクを避けられる。

多忙時の連絡:忙しい時でも、メールやLINEは短時間での返信や確認が可能。

条件を満たすオススメ業者はここ!

これら業者選びのポイントを全て満たし、管理人も実際に施工を行ったアンテナ工事業者はみずほアンテナです。

みずほアンテナは上記以外にもTポイントが付与されたり、ビットコイン支払いがあるなど他社にはないサービスを用意しており、常に情報の最先端を行く業界最大手のアンテナ工事専門業者ですので、アンテナ工事をお考えの方は、まずはこちらに見積もり依頼をしてみることをオススメします。

ただ、アンテナ工事の費用や相場は常に変動しています。特に需要が高まっている4K8K対応のアンテナ工事については2018年初頭から2022年現在で2~3万円ほど工事総額が下がりました。

また、地デジ用のデザインアンテナも小型化が進むなど様々な変化がある中で本当にお得にアンテナ工事を行うならば、複数社からの相見積もりは必須です。下記では、各都道府県別の代表的なアンテナ工事業者をご紹介しておりますので、口コミや評判と合わせて下記もご参考にして頂ければと思います。

インターネットで調べるとたくさんのアンテナ工事業者が出てきますが、費用の安さ以外にも保証期間や内容、社会的信用がある会社かどうかを調べてから問い合わせしましょう。

綺麗なホームページでも会社の実態がよくわからない業者などもあるので注意が必要です。

アンテナ工事と光TV・ケーブルTVはどれがお得?

新築戸建てなどで新規にTVの視聴環境を整える際、選択肢はアンテナ工事だけではありません。光TVやケーブルTV(CATV)とアンテナ工事、それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
アンテナ工事
  • 一度工事を行えばランニングコストがゼロ
  • 一度設置してしまえば基本的にメンテナンスフリーで耐用年数も約20年
  • トータルコストも最も安い
  • 天災でアンテナが破損しても火災保険があれば修理費が負担される場合もある
  • 初期費用がかかる(3~7万円程度)
  • 八木式アンテナの場合、自宅の外観を損なう
  • 電波が弱い地方ローカル局の安定的な視聴にはアンテナが複数必要
ケーブルTV(CATV)
  • 天候や周辺環境に左右されず視聴環境が安定している
  • チャンネル数が多く様々な番組が視聴可能
  • アンテナを建てる必要が無いので外観を損なわない
  • 初期費用+月額費用がかかるため、トータルコストが高い
  • インターネット回線・固定電話・TVがワンセットになるため、他の良いプランが出ても契約に縛られてしまう
  • インターネット回線が遅いケースが多く、通信量が多い作業(動画視聴や大容量のアップロード・ダウンロード)に不向き
  • 契約プランが多すぎたり頻繁に変更がある為、適切なプランの選択が難しく煩雑
  • 全国規模のケーブルテレビ局が少ない為、地域によってサービスに差がある
光テレビ視聴
  • テレビの受信が天候や周辺環境に左右されず安定している
  • チャンネル数が多く様々な番組を視聴できる
  • CATVと比べてインターネットの回線速度が速い
  • アンテナを建てる必要が無い
  • 初期費用+月額費用がかかるため、トータルコストが高い
  • インターネット回線とセットの為、他社で良い料金プランやサービスが出ても簡単に乗り換えることが出来ない。
  • 契約プランが多すぎたり頻繁に変更がある為、適切なプランの選択が難しく煩雑

まずコスト面を考えた場合、アンテナ工事が圧倒的にお得です。特に新築戸建てでは長く住めば住むほどコストに差がついていきます。

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まず、結論から言えばコスト面でテレビを見る方法各種を比較した場合、お得なのは「アンテナ工事」です。更に視聴スタイル別に分けると以下のようになります。 地デジしか見ない人 ⇒ アンテナ工事 地デジとBSだけで良い人⇒ アン[…]

また、ケーブルTVや光TVのランニングコスト(基本料金やペイパービュー料金)は変動しますので、加入当初の1~2年はキャンペーンなどで安くとも知らず知らずのうちに料金が上がっているというケースも少なくありません。

次に利便性という点ですが、ケーブルテレビや光TVで大きなネックになるのが、インターネット回線とセットになってしまうこと。ネット回線は各プロバイダー間で常に熾烈なサービス合戦が繰り広げられている業界ですが、新たに良いサービスが出て通信料金を安くできる!となっても、ケーブルテレビや光TVに加入していると容易に変更が出来ないのは大きな痛手と言えるでしょう。

とは言えケーブルTVや光TVは独自のCSチャンネルを持っていたり、アンテナでは受信が不安定になりがちな地方ローカル局の番組を安定的に見られるというメリットもあります。

それらの番組の視聴を希望している方にとっては十分選択肢に入るかと思いますので、今後見たい番組についてしっかり検討した上で決めるのをオススメします。

テレビを視聴するためにはアンテナを設置する以外にもケーブルテレビやひかりTVなどの視聴方法があります。

一般的な地上波を見るだけでしたらテレビアンテナを設置するのが低コストです。
BS/CS番組も視聴したい方は各サービスに色々なプランが用意されているのでしっかりと比較したほうがいいでしょう。

 

アンテナ工事業界にまつわる裏事情

2019年はBS 4K8K特需によりアンテナ工事業界は大きな変化の年でした。ネット系専門業者を中心に激しい価格競争が行われると同時に、全国大手の登場とそれによるネット上での口コミ合戦が繰り広げられた年でした。

2022年においては、価格競争は一旦落ち着いたものの、今後もネット上では様々な業者同士の駆け引きが行われることが予想されますので、ユーザーの方たちは誤った情報操作に惑わされないよう気を付けて下さい。

口コミ・ランキングサイトが乱立

口コミ・ランキングサイトが乱立

ネットでの買い物が当たり前になった現在、多くの業界に口コミ・評判を集めたサイトが存在します。アンテナ工事の業者もここ2~3年で急激にそういったサイトが増えました。

しかし、管理人がアンテナ工事を行い、その後このサイトを運営していく中で、アンテナ工事業界の口コミサイトはその多くが業者が直接運営し、同業他社を貶める為に根も葉もない適当な口コミを書き込んでいると言うことが分かりました。『★★★☆☆』のように評価点をつけているようなランキングサイトも同様です。

自社アゲやSEO対策のやらせ口コミの捏造程度ならまだ良い方で、特定のIPアドレスから1社に対して大量の悪評を書いていたり、それが発覚して訴訟沙汰になっていたりもします。

勿論、中にはきちんとお客様から貰ったアンケートを載せている誠実な業者もあります。しかし、口コミがお金で買えるこの時代、乱立する口コミ・評判サイトの内容の真偽はほとんどアテになりません。

アンテナ工事業界はその傾向が特に顕著で、人生で1~2回しかしないような工事に対して、一般ユーザーからの口コミが多数集まること自体が不自然な状況です。

これら口コミサイトの利用については、あくまでも業者の名前を調査する程度にとどめておくのが無難。最終的には相見積もりを取った上で、ご自身で判断されることを強くオススメします。

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口コミ・ランキングサイトが乱立

 

【画像アリ】実際にアンテナ工事業者から10社見積もりをとった体験談

管理人が実際にアンテナ工事業者から10社見積書をとって、アンテナ工事を依頼した流れを書いていきますが、見積もりを取ろうと電話した10社の中で対応がひどい業者が数社ありました。

まず、最初のA社は、

「今、この電話で金額を御提示できるのでメモをとれますか?」

と見積書は出してくれない雰囲気の対応。

管理人は以前、エアコンの設置工事で事前に伝えられた見積もりと現地での価格が違うという経験をしていたため、しっかりと書面で欲しいと言うと料金プランは簡単なので見積もりを出すまでもありませんよという返答でした。何度も書面でとお願いすると、

「郵送はやっていないのでメールかFAXに金額表を送るから見て決めて欲しい」

と言われメアドを伝えたのですが、送られてきたのはアンテナの金額が書かれているだけのものでした。

実際に送られてきたメール

※実際に送られてきたメール

A社はメールが送られてきた後も電話でしつこく営業してきました。。

細かい部品代とかの提示がない総額表示・・・パック料金でやるのは分かりますが、そもそもこちらの状況もロクに確認しないでなんで、見積もりが出せるんでしょうか……。

これでは金額が適正なのか全く分からないので続いてB社に電話。

A社と同じ様に見積書が欲しいと伝えると、

「担当者から折り返し連絡して工事日なども含めた話をさせます」

・・・いや、工事日とかより先に見積書が欲しいんですが。。

その旨を伝えると「私では分かりかねるので折り返し連絡します」の一点張り。

後々アンテナ工事を依頼した業者さんにB社の事を聞いたのですが、そこはコールセンターで電話受付だけ行い下請けから連絡をさせる会社だったみたいです。

引っ越しで時間が無い時に何度も折り返しの連絡とかって、同じ事何度も説明を聞かなきゃならなかったり面倒ですよね。

全国対応の業者にありがちな話なのですが、電話窓口と実際の施工業者が下請けで違うとなると、情報伝達の不手際や、トラブル時の連絡先・責任の所在などでたらい回しにされる可能性があるので、ここもパスしました。

気を取り直して3社目となるC社に電話。週引っ越すので見積書を下さいと伝えると、

C社

新築ですか?

管理人

ハイ、そうです。

C社

おめでとうございます!早速、見積書の手配をさせていただきます!

 

と今までとは違う神対応・・・!?

屋根の形状や何階建てかなど、細かい状況を確認し、電話はわずか数分のやり取りで終了。

その後、翌日には書面での見積もりをしっかり送付してくれました。

最初の2社の時点でかなりイヤな印象を受けていましたが、探せばちゃんとこういうところもあるんですね!

この調子で片っ端から電話をしてみた結果・・・

  • D社⇒見積書の郵送は無いのでメールフォームから問い合わせてくださいとのこと
  • E社⇒見積書を送付してくれた
  • F社⇒担当のものから連絡させますの1点張り(コールセンター?)
    ※追記 やはりコールセンターで受け付け窓口のみの会社だったようです。
  • G社⇒見積書を送付してくれた
  • H社⇒メールフォームに問い合わせて、工事が決まったら見積書を送ります(順番おかしくない?)
  • I社⇒見積書送付してくれた
  • J社⇒見積書送付してくれた
  • K社⇒電話がつながらず、後からかかってきて金額だけ言われた。

こんな感じでした。

相場も知りたかったので見積書は5つを目標に電話をかけまくりましたが10社以上も電話する事になるとは・・・。
時間にしたら1時間ちょっとだったのですが、すごく疲れました(笑)

※実際に送られてきた見積もりです。(4社しかなく1社足りないのですが忘れた頃に届きました。。)

ちなみに基本的に全ての業者で聞かれたことは、

  • 「新築か?」
  • 「何階建てか?」
  • 「屋根の形状は?」

という事。

部屋数を聞かれたりもしましたがちょっと驚いたのは、
「見積書を銀行に提出するのか?」
という質問。

実際にこれだけ電話してみて分かった事ですが、対応には雲泥の差があります。

非常に残念だったのが、メールに金額を送付するので工事日程が決まったら電話をくれというものや、メールフォームに問い合わせて工事が決まったら見積書出しますなどのパターン。

工事の総額が分からないのになんで先に決めなきゃならないのか。
電話をかけているのにメールフォームへ送れという二度手間を平気で要求してくるのも納得できませんでした。

見積書を出すのが面倒なの丸出しで、明らかに嫌な態度だった業者さんもいくつかありました。

自分は例えいくら安くてもこんなところには依頼しないと思いましたね。

 

送付された見積書を見てみると・・・

さて、ここから見積書を送付してくれた業者さんの中から工事を依頼する会社を決めていきました。

※実際に送られてきた見積書

気になる送られてきた見積書の金額ですが、

地デジアンテナ+BS・CSアンテナ

見積もり価格:47.000~67.000円(ブースター等、工事費用込)

地デジデザインアンテナ+BS・CSアンテナ

見積もり価格:49.000~69.000円(ブースター等、工事費用込)

地デジアンテナのみ

見積もり価格:36000~45000円(ブースター等、工事費用込)

地デジ+4K8Kのアンテナ

見積もり価格:50,000~78,000円(ブースター等、工事費用込)

この様な金額差がありました。

少なくとも見積書を送ってくれた業者さんはネットで書かれていた金額程の差もなく、施工内容も同じような見積もりでした。
各社の見積もり総額にもそこまで大きな差が無いので、この中から一番対応がよかった業者さんに依頼する事にしました。

冒頭で書いたC社です。

 

工事当日!驚きの対応が・・・

いざ依頼の連絡をし、こちらの都合に合わせて工事日を決定。
その日はお昼過ぎの予約で担当の方は2軒目の施工になるので少し遅れる可能性があるとは事前に聞いていました。

工事当日は私も時間があったので、のんびり待っていたところ携帯に着信が、

「予定通り伺えますが、宜しいでしょうか?」

と確認の電話でした。これは予想外でした。
決して無くてもいい電話だと思うのですが、こういった細かい心遣いが最初の電話や見積もりの対応に出るんだな、と改めて実感。
実際の施工時にも工事内容を分かりやすく説明してくれました。

正直、依頼する前にアレコレ自分でアンテナ工事について調べていたので、もしおかしいな?と思う事があったら色々聞いてみようという心構えだったのですが、全く知識の無い人でも分かりそうな話しぶりで、ツッコミを入れる隙もありませんでした(笑)

こうして工事が終了し、代金をお支払いして無事終了。

工事当日の詳しい事は、【体験談】アンテナ工事を実際にお願いしてみました!で詳しく解説しています!

まだ引っ越ししてそれほど経っていませんので今後どのようなトラブルがあるかは分かりませんが、今のところは何の問題もありません。
ここは10年保証もあるし、色々比較したからこそこの業者さんなら大丈夫だろうという安心感があります。

⇒実際に工事をお願いした業者さんはこちらです

工事前、工事後の画像

工事前工事後
アンテナ工事前アンテナ工事後

ちょっと電線が邪魔で見ずらいと思いますが、
こんな感じで設置してもらいました!

工事当日の詳しい事は、【体験談】アンテナ工事を実際にお願いしてみました!で詳しく解説しています!

実際に見積もりから工事を依頼した感想

エアコン工事の際に言いなりになったのが悔しく一念発起してみましたが、そこで分かったのは業者さんのクオリティの差。
費用にしても相場にしてもアンテナ工事に関しては中々ネットでも出てきません。

理由は簡単。適当な業者が多数いるって事です(笑)

色々と調べていく内に、アンテナ工事は地デジ移行の特需でふっかける業者さんが多数存在していたようで、その流れが今も残っているんだなぁと実感しました。

新築戸建てに比べれば大した金額ではないから、と何も考えず適当な業者さんにお願いしていたら、せっかくの新生活が台無しになる可能性があったように思います。

これからアンテナ工事をお考えの方がそんな事にならないよう、工事までに調べたアレコレをまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。。

⇒実際に工事をお願いした業者さんはこちらです

実際に頼んでみて対応や工事の内容などが良かったので、迷っている人は参考にしてみてください!

 

TVアンテナ本体の種類ごとの商品価格を紹介

※価格はDIY用の小売価格となります。アンテナ工事業者に依頼した場合の単価は設置費・調節費・部材費が追加されるので高くなるのが一般的です。

地デジ用八木式アンテナ

用途:地デジ電波受信用

本体価格:2,750円~12,000円(税込)

性能により金額が変わってくる八木アンテナですが、一般家庭用なら上記位の金額の商品が使われています。

amazonや楽天で1番人気の価格帯は5000~8000円程度の八木アンテナで、あまり安すぎると強電界地域用であることや機能が乏しい可能性があります。

地デジ用デザインアンテナ

用途:地デジ電波受信用

本体価格:4,000円~12,500円(税込)

電波の受信感度の優劣によって価格が変わります。現在は、よほど弱電界の地域でない限りデザインアンテナを使うのが一般的になっています。

新築戸建てでは、地デジ用のテレビアンテナ設置には、どちらか片方を選択しますので、予め希望を伝えておくと見積もり依頼がスムーズになり、正確な費用の把握にも繋がります。

地デジ室内用小型アンテナ

用途:地デジ電波受信用※強電界専用・1部屋専用

本体価格:1,500円~4,500円(税込)

室内用の小型アンテナは、屋外の小屋やお風呂場・キッチンなど、通常テレビを置かないような場所でテレビを見たいという、限定的なシチュエーションで使用されます。新築の一戸建てにおけるテレビ視聴用には向いていません。

アンテナ業者選びなら

室内用アンテナとは、地デジ放送の受信用に設置され、テレビアンテナ工事が不要で安いことから年々需要が高まっています。 こちらでは、2024年時点で発売されている室内用地デジアンテナから、価格・人気・受信能力の3点を重視してオススメ5商品[…]

BS・CS110℃アンテナ(4K8K対応型)

用途:BS衛星放送・BS4K8K放送・CS衛星放送受信用

本体価格:6,000円~ 13,500円(税込)

BS放送・CS放送の一部有料チャンネルを視聴するために必要なアンテナです。ハイビジョンの約4倍の解像度、3840×21604K8K対応(フルハイビジョン)で視聴することができます。

視聴のためにはアンテナだけでなく、4K8K対応テレビが必要となっています。ただ、これからテレビを購入される方は、ほとんどの場合4K対応になることや、4K8Kに対応したチャンネルも増えてくるので、「どうせなら4K8K対応アンテナを設置しておこう!」という人が増えています。

BS/CS110℃アンテナ(4K8K非対応型)

用途: BS衛星放送・CS衛星放送受信用

本体価格:5,000円(税込)前後

BS/CSアンテナは、衛星放送であるBS放送と、CS放送(スカパーなど)の一部チャンネルを受信するために必要なアンテナで、2018年12月から始まった4K8K放送もこのアンテナで受信します。

4K8K対応と非対応は何が違う??

「新4K8K衛星放送」は、BSデジタルハイビジョン(2K)とは異なる規格で放送されています。新4K8K衛星放送を受信するには、この新しい規格に対応した受信機(テレビ、チューナー等)が必要になります。また、この受信機には、新4K8K衛星放送に対応する新たなCAS(ACASチップ)が使用されています。

その他、お使いの機器や施工の状況によっては新4K8K衛星放送対応アンテナへ交換することや、分配器、分波器、ブースター、ケーブル等の交換が必要になる場合があります。
引用:総務省

4K8K放送はこれまでの衛星放送とは電波の周波数が異なります。技術的な詳細はここでは割愛しますが、この周波数の違いによって従来のBS/CSアンテナではBS4K8K放送の番組を見ることが出来ません。

4K8K放送を視聴する為に必要な物

  • 4K8K放送対応のアンテナ
  • 4K8K画質に対応したテレビ本体
  • 4K8K対応チューナー(チューナー内臓テレビもアリ)
  • 4K8Kの周波数に対応したケーブルやブースター、分波器、分配器等の周辺部品

一見同じようなパラボラアンテナですが、よく見ると配線の数が違っていたり、チューナーやブースターなどの周辺機器をしっかり揃える必要があったり、まだまだ4K8Kの視聴環境を整えている方は多くありません。

しかし、アンテナ工事業界の動向としては、今後は4K8K対応のパラボラアンテナが主流になり、従来型のBS/CSアンテナは無くなっていく方向です。

アンテナは一度設置すれば20年ほど使えます。後々4K8Kを追加するとなれば別途工事料金がかかりますので、これから新規にテレビアンテナ(地デジ+BS/CS)を設置される方は、最初から4K8K対応の工事をすることをオススメします。

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アンテナ工事に使用する周辺機器と価格詳細

テレビアンテナを設置してテレビを見る場合、アンテナ本体の他に下記の周辺機器が必要です。
※価格はDIY用の小売価格。アンテナ工事業者に依頼した場合の単価はやや高くなるのが一般的です。

ブースター(増幅器)

価格:3,500円~10,000円(税込)

ブースターとは元々の受信レベルが低い電波を増幅したり、受信した電波がテレビ本体に届くまでに分配器などを介して低下したレベルを補う装置です。

新築一軒家のように部屋数があり、複数の部屋でテレビを見るアンテナ工事を行う場合には必須に近い部品で、よほど電波が強い地域でない限り必要です。また、4K8K放送を視聴する場合は、対応したブースターの設置・交換が必要で、従来のブースターの使い回しは出来ません。

ブースターで覚えておきたいチェックポイント!
アンテナ工事の業者HP上では、工事費用にブースターの価格が含まれていないケースがほとんどです。

必要な事の方が圧倒的に多い部品ですが、各業者の表示価格に惑わされないよう、最終的な費用を見積もり依頼で確認してから工事を依頼しましょう。

⇒ブースターについての詳細を見る

分波器・混合器

価格:500円~1,000円(税込)

分波器・混合器とは、アンテナで受信した電波をケーブルを通じて分岐・結合する部品で、『電波の種類別に分ける』アイテムです。

具体的には分波器が周波数ごと「VHS」「UHF」(地デジ放送)と、「BS」「CS」(衛星放送)の2つに分けて出力する物で、混合器はその逆ですが、1台で両方の機能を兼ね備えているタイプが多いです。

一般的なテレビは『地デジ』と『BS/CS』で入力端子が分かれていますが、建物の構造上1本のアンテナ線(ケーブル)に全ての電波がまとまるケースがあり、そのままではテレビ端子に接続することができません。そういった際に分波器が使用されます。

分配器

価格:500円~1,000円(税込)

分配器は『電波をそのまま分割する』役割を持っています。地デジ+BS/CSの混合電波、地デジのみの電波、BS/CSの電波など、アンテナからケーブルをつたう電波はアンテナの設置方法によって変わりますが、そうして流れる電波を『そのままの状態で分ける』のが分配器です。2分配器・4分配器は文字通り2つ、4つに電波を分けます。

室内にアンテナ端子が1箇所しかないような家でも、分配器を使うことで複数の部屋でテレビを見ることが出来るようになります。新築一戸建てなどで複数の部屋でのテレビを見るアンテナ工事を行う際には必須の部品です。

尚、分配を繰り返すごとに受信レベルは弱まります。アンテナ⇒分配器⇒テレビと、テレビに到達するまでに電波レベルが不足するケースがあり、その際ブースターを使います。

分岐器

価格:700円~(税込)

分岐器は、分配器に似た機械ですが、分配器が均等に電波を分けるところ、分岐器は比率をコントロールする機能を持っている部品です。

例えば1:9に電波を分けるなど、機器によって比率は異なりますが、主にマンションやアパートなど、アンテナからテレビまでの距離に大きな差があるような建物で、均等分配では支障がある集合住宅のアンテナ工事で使われる部品です。一般の戸建て住宅で使われることはほぼありません。

アンテナマスト

価格:700円~(税込)

アンテナマストとは、八木式アンテナやBS/CSパラボラアンテナを設置する際に必要となるセンターポールです。長さ・太さ・強度・錆への耐性などの違いがあり、それにより品質・価格が変わります。壁面の高所などにアンテナ工事を行う際にも使用される場合があります。

屋根馬

価格:2,000円~(税込)

屋根馬とは、アンテナマストを垂直に固定する為に使用する土台にあたる部品で、主に屋根上でアンテナ工事を行う際に使われる部品です。サイズや素材、錆への耐性などによって価格が異なります。

ワイヤー他小物部品

価格:数百円~

ワイヤーとそれらの固定用小物金具は、アンテナマストの4方に張り、アンテナ本体の固定強度を高める・補強するために使用されます。いずれもホームセンター等で数百円から購入することが出来ます。

海沿いの場合では、潮風による錆を防止する物が使われていたり、積雪のある地方では雪の重みで支線が緩むことのないよう、あえて本数を減らしたりします。

テレビケーブル

価格:数十円~数百円/m

テレビアンテナから屋外・家屋内・テレビまで、とそれぞれの取り回しに使用されるのがアンテナケーブルです。ケーブルには2Cケーブル(屋内・短距離用)、4Cケーブル(家屋内・中距離用)、5Cケーブル(屋外・長距離用)と呼ばれる太さの異なる種類があり、一般的には太いほど電波の伝送ロスが小さくなり、細くなるほどロスは大きくなります。

また距離が伸びるほどロスは大きくなる為、建物の構造次第ではブースターが必要となってきます。

また、4K8K放送の受信には4K(3224MHz以上)、8K(2681MHz以上)に対応したケーブルが必要となり、従来のケーブルを交換しなければならないケースがあります。

 

周辺機器とアンテナ工事の見積もりの関係

アンテナ工事を業者に依頼する場合、これら周辺機器の要・不要を一般の方が正確に判断するのは難しい作業です。

その為、2011年の地デジ化完全移行の特需の際、本来不要な部品を見積もりに乗せて高額の請求をする悪徳業者が存在しました。

そのような被害を防ぐために必要なのが『相見積もり』です。アンテナ工事を正式に依頼する前に、出来る限り複数の業者から見積もりを取り、詳細な見積もり明細が出るか・部品内容や価格は適正か、しっかり判断した上で最終的に依頼しましょう。

 

2024年最新のテレビアンテナの設置工事 総費用の相場・目安

  • 地デジ八木式アンテナ設置工事・・・33,000円~(税込)
  • 地デジデザインアンテナ設置工事・・・38,500円~(税込)
  • 八木式+BS/CSアンテナ設置工事・・・55,000円~(税込)
  • デザインアンテナ+BS/CSアンテナ設置工事・・・60,000円~(税込)

※ブースター+取り付け金具等諸費用込みの総額目安です

周辺機器で最も高額なブースターがコミでこの総額というのが2024年の相場となっていますので、上記を著しく超えるような見積もりの場合、その業者は避けた方が無難です。

テレビアンテナ工事に関するよくある疑問10選

アンテナ工事にいくらくらいかかった?

地上デジタルアンテナの取り付けには通常、15,000円から50,000円程度の費用がかかります。BSやCSアンテナの設置の場合、費用は15,000円から70,000円の範囲です。もし地デジとBS/CSの両方のアンテナを設置する場合は、35,000円から70,000円の予算を見積もるのが妥当です。

アンテナ工事の平均費用はいくらですか?

地デジアンテナの平均費用は35,555円(税込)、地デジ+BSCSアンテナの平均費用は48,271円(税込)です。

400人以上のアンケートの結果の平均費用は上記の金額になります。新規設置と交換工事では工事内容が変わることがあるので費用に差が出ることがあります。

テレビアンテナ工事はテレビなしでもできますか?

テレビアンテナの設置作業は、テレビがなくても可能です。デジタル放送に移行した現在、電波の品質を確認する際にはノイズの問題がほとんどなく、専用の測定器を用いてチャンネルごとの電波強度やMER(変調誤差率)やSNR(信号対雑音比)、BER(ビットエラー率)などの指標を測定します。このため、アンテナを設置する際にはテレビ自体が必要ないというわけです。アンテナ設置時の重要なチェック項目は、テレビがなくても測定器によって行うことができます。

アンテナ工事を業者に依頼するといくらくらいかかりますか?

アンテナ設置のために専門業者を頼む場合、アンテナ本体、関連機器、および技術料を合わせた総額は30,000円から65,000円ほどが一般的な価格帯です。しかし、4Kや8K放送を受信する予定がある場合、ケーブルやブースターなどの関連機器を全て4K8K対応のものにアップグレードする必要があり、その結果、設置費用は通常よりも高くなることがあります。

テレビアンテナを新設する相場はいくらですか?

アンテナを新しく設置する際の相場は、だいたい30,000円から45,000円程度です。新設工事では、基礎からの施工が必要になるため、基礎が既にある場合の交換作業よりも費用が高くなる傾向があります。さらに、設置するアンテナのタイプによっても費用は変わってきます。

アンテナ工事はどれくらい時間がかかりますか?

通常、新築住宅にアンテナを設置する場合、作業には約2~3時間を見込むことが多いです。具体的には、八木式やデザインアンテナの取り付けには1~2時間程度が必要です。さらに、BS/CSや4K8K対応アンテナを追加で設置する場合は、約30分の追加時間が必要になります。また、ブースターの設置が必要なケースでは、それにもう30分ほどの時間を加える必要があります。
テレビアンテナは何年くらい持ちますか?

テレビアンテナの耐用年数については、日常ではあまり考えることはないかもしれませんが、一般的には10年から15年程度とされています。ただし、これはあくまでも一つの目安であり、アンテナによっては5年で交換が必要になることもあれば、20年以上使い続けることができるものもあります。

アンテナ工事はいつするのがベストですか?

新築住宅へのアンテナ設置は、引越し前に行うことをおすすめします。特に、建築作業を妨げないタイミング、つまり住宅完成の直前での設置依頼が理想的です。入居予定日を基にして、入居の約1週間前には工事を終えられるよう手配すると良いでしょう。この時期に工事を完了させる主な理由は、テレビ配線の手間を省くことができるためです。

戸建てのアンテナ撤去費用はいくらですか?

戸建てのアンテナ撤去費用は5,000~20,000円程度

戸建て住宅のアンテナ撤去費用は、作業内容やアンテナの種類、地域によって異なりますが、一般的には数千円から数万円の範囲で変動します。簡単な撤去作業であれば低コストで済むことが多いですが、高い場所にあるアンテナの撤去や特殊な工具が必要な場合、または撤去後の処理が複雑な場合は、費用が高くなる傾向があります。正確な見積もりを得るためには、複数の業者に相見積もりを取ることが推奨されます。

アンテナが壊れたらどこに連絡すればいい?

取り付けた業者、アンテナ工事専門業者、ホームセンター、ハウスメーカー、街の電気屋さんなどです。

取り付けた業者がわかっている場合は保証の有無などもあるので優先して連絡したほうがいいでしょう。その他修理に対応しているのはアンテナ工事専門業者、ホームセンター、ハウスメーカー、街の電気屋さんなどです。

監修者のプロフィール


監修者 ミツ
1級土木・建築・電気施工管理技士
有資格者

私たちの専門サイトは、テレビアンテナ工事に関する最高の知識と経験を提供するために、卓越した専門家たちが監修しています。建築士、管理技士、工事士の様々な観点から最適なアンテナ工事のアドバイスを提供します。

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